fc2ブログ

2003年1月21日~3月3日《世界青年の船》

内閣府の「世界青年の船」にて13カ国約300名のメンバーが、日本より途中シンガポール、インド、タンザニア、セーシェル共和国に寄港、折り返し日本までの43日間の船旅を終えて3月始め帰国しました。
ホームページの中でも紹介いたしました6名も元気に帰国。船中での国際交流、日本文化紹介の様子、感想をご紹介いたします。
当教室で邦楽を勉強したのは、尺八4名、箏1名、三絃1名です。中でも尺八の4名は初体験3ヶ月で音が出て曲がふけるのかな?
出発して間もない1月末、全員着物で決めいよいよ特訓の成果を披露。

世界青年の船1 世界青年の船2 世界青年の船4 世界青年の船5 世界青年の船5
  

各人の感想文です。
宮内辰郎さん「何か伝統文化を教えてくださる先生はご存知ですか?」という質問から始まり、知り合いの紹介で廣山先生と景子先生にめぐり逢いました。伝統音楽を教えておられる先生といえば厳しく気難しい先生を想像していたのですが、そんな想像を吹き飛ばすほどの素晴らしい先生方で、本当に本当に出会えた事を感謝しています。また自分自身で尺八を吹くということを全く想像していませんでした。
世界船の歴史の中でも、尺八は初登場でした。なれない正坐で足はシビレ、酸欠で、腹式呼吸で眠気がおそうと、大変でしたが、音が出るととても楽しい!!数える程ですが、夜風にあたりながら川原で尺八を吹きながら自分で勝手に雰囲気に酔いしれていたときもありました。また船の部屋で練習中、「さくら」に合わせて歌っていたエジプト人の歌声も耳に良く残っています。船内で伝統文化を紹介できるという自信、出発前に関西メンバー同士が本当に仲良くなれたこと、先生方の優しさ、期待、合宿で廣山会メンバーが旅立ちの曲を演奏してくださったこと等、すべてが船事業を更に深く楽しいものにしてくれました。
廣山先生と景子先生の人柄を知る度に、まだまだお世話になりたい!!ずっと縁を保ち続けたいと思っています!
これからも、いっぱいご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうかよろしくお願いします。
荒木涼子さん何もわからないままに小唄を始め、何もわからないままに尺八や琴と演奏をすることになった私は、本当に不安で、気持ちだけが焦っていました。
でも、楽譜を読んでも、調子を合わせても、どうしても謎が解決しない譜面を、じつは小唄も地唄も民謡もそれぞれ読み方が違うということを知り、あの時は本当にショックでした。今まで習った事のある楽器はピアノでしたが、ピアノはいつも私にとって苦しくて楽しくないものでした。でも三味線は先生の一言一言があっという間に次のステップに導いてくれるもので、こんな先生もいるんだなあと、クラシックピアノの世界とはまた違う世界を知りました。
船上での実際の酒パーティーでの演奏は私自身としては勿論初心者ということもあり、納得のいくものではありませんでしたが、日本の楽器を日本人として触りだけでも演奏できたのは幸せでした。廊下などで一人で三味線を練習していると、外国人青年に「それなぁに?」と声をかけられ、話をしたりして、会話を始めるきっかけともなりました。世界青年の船に関しては、私個人色々と疑問に思う点が多く、
残念なこともたくさんありました。でも終わって全てを思い返せば、仲間に会えたこと、先生方に出会えたことが大きな財産だなぁと思います。何もわからない私に、一から教えていただき本当にありがとうございました。先生方のご指導がなければ、関西酒パーティーも成功できませんでした。本当にありがとうございました。
安田知賀さん関西邦楽チーム
廣山&景子先生
ばんざい!!

船で体験した邦楽のすばらしさは忘れません!
これからもよろしくお願いいたします。
八木直子さん 酸欠で首を振るどころか体をよろつかせていた三ヶ月・・・
温かいご指導のおかげで少しは日本の音を伝えられたことと思います。
内閣府よりも何よりも廣山先生と景子先生にお会いできたことに感謝しております。
野中健太郎さん尺八、演奏の企画など楽しく教えて頂き、本当にありがとうございました。
最初は尺八の音すらもなかなか出せず、発表として形になるか心配の日々でしたが寒い冬も皆と共に集い練習し、結束力を深め、酒パーティーで素晴らしいプレゼンが出来たことに感謝しています。
下船してから自分自身それまでなかった和楽器の音色や性格に興味を持つようになりました。
これからも以前のような演奏会がありましたら是非又誘ってください!!喜んで参加します!
藤井ひとみさん廣山先生と景子先生のお人柄に、そして全てに感謝しております。
ありがとうございました。これからもこのご縁を大切にさせていただきたいと思っております。今後とも何とぞよろしくお願い致します。


スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)